固定資産税について考える


家を建てるにあたりいろいろと考えることがありますが、そのうちの一つが固定資産税です。
固定資産税とは、毎年1月1日時点で住宅やマンション、土地といった不動産を所有するひとに発生する税金です。
不動産を所有している限り払う必要がある税金です。
なので、賃貸では払っていないが家を建てるにあたり、今後支払い続ける税金が気になります。
年の途中で家を取り壊したり、所有者が変わってもその年度分の固定資産税は、1月1日現在の所有者に掛かるので注意が必要かと思います。
固定資産税額は、固定資産評価基準額に1.4%を掛けた金額になります。
固定資産評価基準額はWikipediaには、土地基本法第16条により、国は適正な地価形成及び課税の適正化に資するため、土地の正常な価格を公示するとともに、公的土地評価について相互の均衡と適正化が図られるよう努めることと規定されたため、相続税評価額は公示価格の80%,土地の固定資産税評価額は公示価格の70%を基準に決定されることとなった。
とありますが役所からくる通知で知るのが現実的です。
不動産鑑定士や税理士に査定をお願いするのもありますが、費用が掛かるので注意が必要です。
これは家を建てたら詳細を報告したいと思います。
固定資産税には減額がある!?
住宅用地については、その税負担を軽減する目的から、課税標準の特例措置が設けられています。
住宅用地の区分は小規模住宅用地(住宅1戸あたり200平米以下)と一般住宅用地(住宅1戸あたり200平米を超え、家屋の床面積の10倍までの部分)とに区分し、以下のような分類で課税標準額が軽減されています。
小規模住宅用地
- 固定資産税 価格×6分の1
- 都市計画税 価格×3分の1
一般住宅用地
- 固定資産税 価格×3分の1
- 都市計画税 価格×3分の2

免税点制度とは
固定資産税は課税標準額が僅少であると課税されません。
具体的には、所有する土地、家屋それぞれの課税標準額が次の金額に満たない場合です。
- 土地 30万円
- 家屋 20万円
家を建てるにあたり気になるのは、いったいいくら払えばいいのかです。
出来ることなら減税をうまく使って建てたいです。
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